■自然浄化し尿リサイクルシステム(RBS方式)

  基本概念
   し尿及び浄化槽汚泥は、し尿処理施設で処理され河川等に流されてきました。
   しかし、この施設は建設後の経過から老朽化が進んでいる施設もあります。
   また、従来のように、河川等へ放流出来る施設の新設にはかなりの費用が必要となります。
   そこで、し尿及び浄化槽汚泥を下水道の排除基準を満足するまで処理し、下水道に投入する施設で対応し
   建設コスト、維持管理コストの画期的な低減化を計る、これが「自然浄化し尿リサイクルシステム-RBS方式」です。   

  特徴
   
   本自然浄化し尿リサイクルシステムは有効な土壌菌群をバイオリアクターで活性化させながら、し尿を高濃度の
   原水のまま処理するもので、以下の特徴があります。

   ●し尿特有の悪臭を抑制する効果があります。(微生物脱臭)
   ●希釈水を必要としません。
   ●処理水槽がコンパクトで建設費や敷地が節約できます。


   −従来の特徴−
   従来のし尿処理施設は建設費が高く、時代は下水道化の方向へ移行しつつあり、余剰汚泥のリサイクルや
   生ゴミを含めた堆肥化を併設しないと補助金対象となりません。また、希釈して下水道へ投入する方式は
   希釈水が原水の10〜20倍と多く、下水道への負荷及び水量が増え、悪臭の問題があり、高価な脱臭設備が
   必要となります。
   −RBSの特徴−
   自然浄化法で処理するため下水道への排除基準以下に出来、負荷も僅かです。無希釈であることは水源の
   少ない山地や離島に最適であります。
   更に、本システムによる下水道投入では脱水設備が不要となり、凝集材費、電気代、人件費及び汚泥引取りの
   ランニングコストが著しく節約できます。

  設備概要

   ■リアクター培養槽に設置されたバイオリアクターにより循環汚泥中の土壌菌群を活性化させし尿を処理します。
   ■土壌菌群汚泥の一部を脱臭のため受入槽、貯留槽にも返送します。
   ■受入槽、ドラムスクリーン、スクリュープレスから発生する悪臭ガスは曝気ブロワーにより吸引させ、曝気エアー
     として使用し、生物脱臭します。

   連続式 フロー図
 
  ・再曝気槽とNo.2沈殿槽は高度処理のためのもので通常の下水道排除基準では必要ありません。
  ・余剰汚泥は脱水後、乾燥機を付ける事も可能です。   

   回分式 フロー図

  ・回分式曝気槽は曝気と沈殿を一定時間ずつ繰返します。曝気時に生物処理し、沈殿時に上澄み液を処理水槽に
   移します。
  ・余剰汚泥はSSとして処理水と一緒に下水道投入します。
   SS投入が不可な場合は下水道の処理水で排除基準まで希釈して投入しています。
  ・連続式のように汚泥の脱水機や乾燥機を付けることも出来ます。

  事例集

     

 

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